腰痛の予防・改善方法
前回は腰痛の原因や種類について書きましたが、今回は、腰痛の予防・改善方法について書いていきましょう。
前回は腰痛の原因や種類について書きましたが、今回は、腰痛の予防・改善方法について書いていきましょう。
【意識をすることでの予防・改善方法】
ダイエットや肩凝りの時も意識することが大切ということを話しましたが、腰痛についても意識をすることで改善していくことができます。
①後弯症
座っている時は立っている時の倍、腰に負担がかかりますので、特に座っている時は絶えず、軽くでよいのでお腹を凹ますことを意識します。
お腹を凹ました状態で背中を丸めようとすると丸めにくいので、自然と背筋が伸びて姿勢がよくなります。
このお腹を凹ます時に働く筋肉を「腹横筋」と言いますが、この筋肉は腰まわりを覆っている筋肉で、コルセットのように腰を固めてくれます。また、お腹を凹ますときも筋肉を使っていますので、脂肪も付きにくくなります。
②前弯症
骨盤が前傾していると足の付け根の筋肉「腸腰筋」を使えていませんので、歩く時などに腸腰筋を意識して脚を上げて歩きます。脚を上げる(腿を上げる)という動作は骨盤を後傾させる動きなので、骨盤前傾の強い前弯症の方は、腸腰筋を使って脚を上げることを意識して歩きましょう。
また、腸腰筋を意識して脚を上げて歩くと、下腹部の筋肉も使いますので下腹部の引き締めにもなります。
【トレーニングでの改善方法】
①後弯症の改善トレーニング
後弯症の方は骨盤後傾が強いので、骨盤を前傾させるようなトレーニングを行います。
★ヒップリフト
①腰幅くらいに脚を開き、膝を立てて仰向けに寝ます。
②手のひらを上向きにし、肩甲骨を寄せます。
③膝と肩が一直線になるように腰を上げて、ゆっくりと下ろします。


前弯症の方は骨盤前傾が強いので、骨盤を後傾させるようなトレーニングを行います。
★ニーレイズ
①椅子などに浅く座り、手は座面をつかみます。
②おヘソを見て、膝の角度を90度にして、膝を胸に引きつけるように脚を上げます。
※この時膝の角度は90度のままで伸ばしたり曲げたりしないで、脚の付け根から上げるように意識しましょう。お腹を凹ましたまま脚を上げ下げします。


肩凝りと同様に腰痛についてもまずは正しい姿勢を意識して、骨盤の歪みをつくらないようにし、腰に負担がかからないようにしましょう。
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